カテゴリー「書籍・雑誌」の14件の記事

最近読んだ本

今やっている仕事の場所の関係で、通勤時間が長くなり本を読む量が増えました。
早起きしなくてはいけないので眠いんだけど電車では眠れず本を読んでいます。

眠いのでタイトルだけ・・・

クライマーズ・ハイ(横山秀夫)

よくコメントをいただく、ゆっちんさんとりおさんのお勧めで読んでみました。
実際にあった事件が題材なだけにリアリティがあり一気に読んでしまった。
ラスト近く、泣けました・・・

暗鬼(乃南アサ)

やさしく明るく理想的な大家族に嫁いだ主人公。
しかし、実態は呪われた一家だった。
夏にゾワゾワとしたい人におススメ。

エンプティー・チェア(上・下)(ジェフリー・ディーバー)

リンカーン・ライム・シリーズの3作目。
このシリーズはどれも面白い。

TENGU(柴田哲孝)


百番目の男(ジャック・カーリイ)



ガラス張りの誘拐(歌野晶午)

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最近読んだ本

6月に読んだ本あれこれ・・・

償い(矢口敦子)

ホームレスとなった36歳の元脳外科医。
彼が生活する街で起こる連続殺人事件。
10年以上前に助け、今15歳となった少年が犯人ではないかと疑い調査を始める。

帯には感動の長編ミステリとあるが、犯人探しのようなミステリではなく、お互い絶望を抱えて生きるホームレス日高と少年の交流と苦悩が描かれている。

amazonのレビューでは厳しい評価が多かったが、物語として単純に楽しめた。

証し(矢口敦子)

「償い」が面白かったので、続けて同じ作者の「証し」を読んでみた。

一家四人殺害の疑いをかけられたまま自殺した高校生。
彼を育てたのは不妊治療で人工授精により出産した母。
そこに生活のために卵子を提供したDNA上の母が登場し、少年の無実を証明するために奔走する。

ミステリとして読むにはあまりにドタバタしすぎの展開にかなり無理がある。
先の「償い」と同じ作家の作品なのだろうかと素朴な疑問が・・・

しゃぼん玉(乃南アサ)

乃南アサの作品ということで、何気なく買って読んだわけだが、これにはビックリした。

いきなり登場する少年が引ったくりやら傷害やら起こして逃げる。
なんだいったいこの展開は?と戸惑いながらも読み進める。
少年は山深い村に迷い込み、そこで心優しい村人たちと出会い、触れ合うことにより更正していく。

こう書くとありがちなストーリーなのだが、最後の何ページか涙がじわっと出てきてしまいスタバで読んでいたのを一旦中断し、急いで家に戻って続きを読んだ。
なんで泣けたのだろうと自分でも不思議に思い、読み終わってすぐに再度最後の部分を読み直した。
今読んだばかりですべてわかっているのに、またジワーッと。
こんな本は初めてである。

乃南アサのシンプルな文章に素直に引き込まれる。

風紋 上・下(乃南アサ)

平凡な家庭の主婦が殺されたことから始まる物語。
加害者の家族と被害者の家族、双方のプライバシーがマスコミにより世間に晒される。

加害者の家族がまるで犯人であるかのように生活のすべてが狂わされ、被害者の家族まで家庭内の秘密が次々と暴かれマスコミにより報道されることにより居場所を失う。
殺された人間以外に事件に巻き込まれたすべての人々がある意味被害者となっていく。

最近の事件報道をみてマスコミのやりすぎ感に疑問を持っていただけに、リアルすぎて怖くなった。

10年以上前に書かれた作品ということだが、まるで最近の事件を見て書いたかのような内容に作者の視点の鋭さを感じる。

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最近読んだ本

5月に読んだ本あれこれ・・・

九月が永遠に続けば(沼田まほかる)

2004年ホラーサスペンス大賞。
作者は受賞当時56歳の主婦で、これがデビュー作とのこと。
高校生の息子の失踪をきっかけとっして、母親の周りで不幸な事件が次々と起こる。
絡み合う人間関係が明らかになるにつれて徐々に恐怖が増していく。
ドロドロとしたグロテスクなホラーではなく、心理サスペンス。
じわじわとゾーッとくる。

黒い家(貴志祐介)

1997年第4回日本ホラー小説大賞。
生命保険会社の査定主任が主人公。
もちろんフィクションであるのだが、保険金犯罪の描き方が生々しく、本当にこんなことがあるのではと思えて、怖さが増す。
海外の視覚的なホラーと異なり日本的な深い闇を覗く恐怖が連続する。
長編ではあるが一気に読める。

石の猿 上・下(ジェフリー・ディーヴァー)

リンカーン・ライムとアメリア・サックスのコンビの活躍を描くシリーズの第4作。
1作目の「ボーン・コレクター」はデンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーで映画化もされたが、原作の方が何倍も面白い。
2作目「コフィン・ダンサー」、3作目「エンプティー・チェア」
今回は、中国からの不法移民をアメリカに入国させる蛇頭・ゴーストと対決する。
ライムとサックスの微妙な関係は、1作目から読んでいないとわからないかもしれない。
読みながら1作目の映画のデンゼル・ワシントンの姿が浮かんできてしまい、イメージを邪魔されてしまったのは残念。

沈黙の森(C.J.ボックス)

ワイオミング州の猟区管理官ジョーが主人公。
大自然と野生生物を守るために正義を貫く。
仕事と家族を愛し、娘を守る父親。
アメリカで主要新人賞を独占とのことだが、大都会とはまったく別のアメリカの姿で、物語の舞台や背景が日本とはあまりにも違いすぎて、ピンとこない部分も。

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最近読んだ本

またまた読んだ本まとめて・・・
 
魂萌え! 上・下(桐野夏生)

「OUT」「グロテスク」といった桐野夏生らしい(?)ドロドロの犯罪物に登場する怖い暗い強い女性とはまったく違う、突然夫に先立たれたごく普通の59歳の専業主婦が主人公。
 
家庭内が生活のほとんどだった主人公が、夫の死によって社会に放り出されいろいろな問題に直面するといったストーリー。
夫の死後登場した愛人、お互い老いを意識するようになった友人関係、子供との遺産相続のゴタゴタ、そして孤独など、読み手の年齢や性別によって共感できたり逆に実感なかったりという感じだろうか。
男の自分は残された主婦の感覚はもちろんわからないが、こんなものなのかなという、なんとも間の抜けた感想である。
 
以前、映画を観ていたので、読みながら登場人物が映画での役者の顔、声、になってしまい楽しめなかった。
本が先ならもう少し勝手なイメージで遊べたかもしれない。
新聞の連載小説だったということもあり、敢えて当たり障りのない書き方になってしまった部分もあるのだろうか。
 
やはり、ドロドロな桐野夏生の方が好きです。。。


袋小路 (キャサリン・コールター)

双子の連続殺人鬼“魔法使い”を追うFBI捜査官夫婦。
シリーズものとのことで前作があるらしいが読んでいない。
複数の事件と夫婦の話、子供の話、兄弟の話、捜査官仲間の話と盛りだくさんすぎて、どれも中途半端。


花散る頃の殺人(乃南アサ)
未練(乃南アサ)
嗤う闇(乃南アサ)

以前読んだ、乃南アサの女刑事・音道貴子シリーズの短編集3冊。
先の長編は事件そのものを追うサスペンスだが、この短編集は捜査に追われる主人公の音無刑事の日常と刑事としての将来への不安や男社会の中での苦悩が主として描かれている。
もちろん事件そのものも緻密に構成されており楽しめる。

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最近読んだ本

困った時の本紹介ということで・・・^^;

誰か Somebody(宮部みゆき)

一応ミステリーと分類されていたが、
ハラハラドキドキものではなくじっくりじっくり書かれている。
登場人物の細かな背景、いつもながら宮部みゆき流(?)に。
前半は話がどこに向かっているのかわからなかったが
後半一気にたたみ掛ける。これもまた宮部みゆき流。
途中で投げ出したくなっても最後まで我慢して読める人向け。

異邦人 上・下(パトリシア・コーンウェル)

久しぶりの、検屍官ケイ・スカーペッタシリーズ。
デビュー作から読んでいるので、新刊が出ると読むのだが、
なんかおもしろくない。
だんだんつまらなくなっている。(もちろん思いっきり主観であるが)
魅力ある(あった?)スカーペッタが、なんか細かいことにネチネチする
いやな感じのオバサンになってしまった。
マリーノもますます感じの悪いイヤなヤツになってしまった。
登場人物がみんな年を重ね、環境が変化するのはわかるが
ここまで人間関係をめちゃめちゃにしてしまうと読んでいてイラついてしまう。
作中で起こる事件もこれでもかというほど陰惨で
その捜査に至っては細かな専門用語のオンパレードとなれば
もうちょっと耐え切れない。
また、続編があるのかもしれないが、
シリーズ当初のような生き生きとした登場人物が活躍し事件を見事解決し、
爽快な読後感に浸れるということはもはや望めないのか。

パプリカ(筒井康隆)

何年ぶり、いや何十年ぶりに筒井作品を読んだ。
本屋で目立つところに置いてあったので手に取ったのだが、
実際はかなり前の作品だったようだ。
ノーベル賞候補となる主人公の精神医学研究者の女性。
彼女が夢探偵パプリカとなり、精神治療のために患者の夢に侵入する。
なんとも筒井康隆らしいSFである。
「七瀬」世代としては純粋に楽しめた。

読んでいてアニメ化しても面白いのではと思ったが、
その後調べてみたら、すでに2006年にアニメ化され公開されていた。
かなり評判の作品だったようだが、知らなかった。。。
2007年にはDVDも発売になっていて、素人が思いつきそうなことは、
ちゃんとプロの皆さんがやっておられます。

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最近読んだ本

凍える牙(乃南アサ)

乃南アサ。
初めて読んでみました。
直木賞受賞作です。

主人公の女性刑事「音道貴子」が連続して起こる不思議な犯罪に挑みます。
重要な鍵を握るオオカミ犬「疾風(ハヤテ)」をオートバイに乗った音道が追いかける。
なかなか面白い作品でした。

が、しかし・・・
作品とは関係ないのですが、この解説。
安原顕という人が書いているのだが、なんとも不快な文章である。
作品の内容とはほとんど無関係と思われる自分の偏った思想を振りかざし、天皇制を否定し、それを受け入れている日本国民を「馬鹿国民」と言い切る。
この人に馬鹿呼ばわりされる謂れはまったくないのだが、非常に不愉快な思いをした。
「昨今の男は性根が腐りきり、生きる目的といえば、出世と銭カネでしかない」「勤め人は、ひたすら人間の屑」と決め付けるこの人物。
調べてみたらすでに亡くなっているということで、業界では有名なスーパーライターらしい。

せっかくの素晴らしい作品を台無しにし、作品を読んだ者(もしくは現代の日本人のすべて)を馬鹿呼ばわりしたこの後書き。
この作品の後書きで、こんな暴論を書くことにいったい何の意味があるのか。
この文章をそのまま採用した出版社の意識も甚だ疑問である。


鎖(上・下)(乃南アサ)

「凍える牙」に続編があることを知り、すぐに読んでみた。
(もちろん後書きが安原氏ではないことを確認して)

同じく音道貴子刑事が主人公。
何者かに拉致され監禁される・・・
救出に望むのが「凍える牙」でコンビを組んだ「滝沢刑事」
最後の最後まで緊張感が途切れず一気に読ませます。

また、お気に入りの作家が増えてしましました。

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B型ですが、なにか?

この本の冒頭・・・

「B型です」「あーやっぱり」とか、「B型って自己中」など、たいていB型ってだけで世間の風は冷たく吹きます。ぴゅー。
だから、初対面なのに全てを悟られたような。そんな空気が流れます。

確かに・・・
その通りなんですよね。
いつからか、TV番組の影響なのか、B型ってこういう扱い受けちゃうんですよね。

でも、でも、、、
そんなB型の自分が大好きです(爆)

そして同じように、自分大好きのあなたにオススメの本。


これ、ほんとよく分析してます。

どこを読んでも、そうそう、これが言いたかったんだよねって感じです。
この作者、僕のこと知ってる人なんじゃないの?
どこかで僕のこと観察してたんじゃないの?
って思ってしまいます。

血液型での性格の分類って、あまり意味ないんじゃないと思っている自分ですが、これ読むと、やっぱあるんだねぇ。フムフム。
と、納得です。

ますます、B型の自分が好きになってしまいました。
そんなところもどっぷりB型です。ハイ。

ちらっと抜粋。。。

大勢でワイワイは好き。
でも1人が好き。
でもさみしがり屋。
  
話が飛ぶ。
のは「それまでの過程」を頭の中で考えているから。自分の中ではつながっている。
でもそれを人に説明するのはめんどくさいし、表現できない。

どうですか?
すぐに読みたくなったでしょう?

あ、でも電車とか外で読まないほうがよいですよ。
ひとりニヤニヤ笑いしてしまい、誰から見てもB型丸出しになってしまいますw

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最近読んだ本

年末年始にまとめ読みしました。
久しぶりに、サスペンスとホラーにどっぷり。

戦慄(コーディ・マクファディン)

前作「傷痕(きずあと)」でデビューした作者の2作目。
前作同様、主人公の女性FBI捜査官スモーキーを中心に悲惨な事件を追う。
1作目のあまりに凄惨な描写にかなり衝撃を受けたが、今回はさらに恐怖とそして悲しみが加わり、読み出したら止まらない。
もちろんフィクションであるが、犠牲となる子供達の描写は現代社会に実在する闇の部分ではと思えて、余計に恐怖と悲しみが増す。
物語のつながり上、前作から読まれることをお薦めする。

戦慄〈上〉 (ヴィレッジブックス)
戦慄〈下〉 (ヴィレッジブックス)

傷痕〈上〉 (ヴィレッジブックス)
傷痕〈下〉 (ヴィレッジブックス)

セル(スティーブン・キング)

あまりにもS・キング”らしい”作品。
題名の通り、「携帯電話」が発端となり起こる恐ろしい出来事。
ある日、携帯電話を使っていた世界中の人々が怪物へと変貌し、世界は地獄となる。
携帯電話を使用していなかった「正常人」が「携帯人」から逃れ、また戦いながら長い旅に出る。
仲間達と荒野を旅する展開は「ザ・スタンド」や「ダーク・タワー」に通じるものがあり、S・キングを堪能できる。

セル〈上〉 (新潮文庫)
セル〈下〉 (新潮文庫)

ちなみに、
「ザ・スタンド」は全5巻
「ダーク・タワー」は全16巻(!)
しばらくの間、S・キングの世界に浸れますw

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最近読んだ本

しばらく前に、ここ「もひとつ本の話」でまとめ買いしておいた本を手当たり次第に読んでいます。
タイトルだけで買ったもので、普段読まないジャンルのものもあって、なかなか苦労しながら読んでます^^;
こういうのは読まないよなぁとか思いながら読んでる自分がおもしろいw

魔術はささやく(宮部みゆき)

これは、まだ読んでなかったかなと買ってみました。
まだ無名の頃の作品らしいです。
登場人物や設定が、いつもながら面白い。
その後の作者の活躍を予感させるものがあります。

号泣する準備はできていた(江國香織)

人気作家だけど読んだことなかったので買ってみました。
直木賞受賞の短編集。
大人の女性が読めば共感を得られるのかも。
ミステリー、サスペンスしか読まない自分にはよくわからなかった。
そもそも短編をほとんど読んだ記憶がないので、
その楽しみ方がわかってないのかも・・・

アリス(中井拓志)

なんで買ったかな?
記憶がないんだけど部屋にあったので買ったのでしょうw
ホラーというかSFサイエンスというか。
とんでもない能力を持ってしまったアリスという少女が主人公。
脳科学の分野の専門用語が出てきて難しいというか
面倒なところもあるけど、一気読みできます。

夜の果てまで(盛田隆二)

これもどうして部屋にあるのか不明w
読んでみたら恋愛物でした。。。
恋愛物はその話(登場人物の行動?)に共感できるかどうか
だと思います。
共感できる話は、いい話だった、感動したとなるわけで、
共感できない話は、なんじゃこりゃとなるのかなと。
で、これは自分にとっては、なんじゃこりゃでした^^;
ここに描かれているような経験のある人が読むと
感動の恋愛小説となるのでしょう。きっと。
恋愛小説の楽しみ方わかってません・・・

ここしばらく日本物続いたので、本来の好きなジャンルに戻って、海外サスペンスホラーもの読んでます。
やっぱり面白い。
話がすばらしいのか、訳が素晴らしいのか、僕が日本に向いてないのかw
読み終わったら紹介します。

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最近読んだ本

あれこれと忙しい合間にも、活字中毒なので相変わらず本は読んでいます。
で、最近読んだ本・・・

コールド・ファイア(上・下) ディーン・R・クーンツ (文春文庫)

クーンツの本は一通り読んだと思っていたが、このタイトルに記憶がないなと思って読んでみた。(ときどきこれで読んだことあるもの買ってしまうことがあるw)

内容は、クーンツらしい不思議ワールドでホラーに分類されるとは思うが気持ち悪さはなく、いつもながら一気に読めてしまった。

そして、おもしろかったのが、解説・・・
宮部みゆきが結構なページ数で書いている。
尊敬していると公言しているスティーブン・キング論まで飛び出しかなり面白い。
キングとクーンツの「神」観の違いの分析は、感心してしまった。
どちらも大好きな僕としては、この解説の観点でまた両者の作品を読み直してみたくなった。
それにしても、宮部みゆきってスゴイ・・・

屍鬼(一~五) 小野不由美 (新潮文庫)

初めて読んだ作家である。
かなりの長編である。この長さには賛否両論あるようだが、長編好きの僕にはとても楽しめた。
山間の村にのこる死者の甦り伝説。この甦った者をこの村では屍鬼(シキ)という。
屍鬼と村人の戦いとなるのだが、村を守りたい生者の「良心」と屍鬼となってもなお残る「良心」のそれぞれの葛藤が複雑に絡み合う。

そして、偶然であるがこの作者、小野不由美がまたスティーブン・キングの大ファンらしく、この作品もキングのある作品にヒントを得て書いたとのこと。
さらに、これも偶然であるがこの解説を書いていたのが、またまた宮部みゆき。

続けて読んだ2つの話。
作者で選んだものと題名のインパクトだけで選んだものが、たまたまキング繋がり、宮部みゆき繋がりということで、不思議な偶然もあるものだ。
そして、これを書いている今、TVをつけたらWOWOWでは宮部みゆき原作の「長い長い殺人」が放送されていた。続けて「模倣犯」が放送される。
偶然もここまでくるとちょっとミステリー。。。

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もひとつ本の話

読む本は、ほとんど文庫本で、かなりのペースで読むのであっという間に文庫本の山ができてしまいます。

で、年に一回100冊くらい溜まると「文庫OFF」に買い取ってもらってました。
買い取り金額をポイントで貯めておくと、そのポイントで中古の文庫本が購入できる仕組みです。

ここで中古を買いつつ、普通に書店で新しいものも買ってしまうので、
また本が溜まり
そして文庫OFFに売って
またポイントが増え
ということで、かなりのポイントが貯まっていました。

そこにこんなお知らせが、
【重要】文庫OFFとブックオフオンラインの統合についてのお知らせ

ブックオフと統合されるらしい、これはいいんだけど、ポイントが9月末までしか使えません。
本に限らずポイントものはこれがあるから困ります。
じっくりちびちびポイント消化してたのに、読みたい本あわてて決めなきゃ。。。

で、気になってた本を片っ端から買ってしまおうと思って注文の画面でみてみると、
在庫なし在庫なし在庫なし・・・
みんな在庫なしじゃん(>_<)

でもポイントもったいないし、結局どうでもよい(というか、どんなのかわからない)本をたくさん注文し、今日届きました。

で、よくわからない中古文庫本の山ができています。
ま、思わぬところにおもしろい話あるかもしれないので、次々と読んでみることにします^^;

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昭和な話

最近読んだ本。

なぜか宮部みゆき。
宮部みゆきの作品は一気に読めるので仕事が忙しい時とか、その合間にパーッと読むのによいかなと思って。
読んでいなかった昔の本を探して買ってみた。
「レベル7」1990年
「スナーク狩り」1992年

話はテンポよく予想通り一気に読めて、仕事でパンパンになった頭を切り替えるのに効果はあった。
内容そのものはもちろん十分に楽しめるものだったが、それ以上におもしろいなと思ったのは時代の違い。

どちらの話も共通しているのだが、物語が展開する場所が次々と移動するたびに、
登場人物同士が
 連絡がとれない
 どこにいるかわからない
ってことが物語の大きなポイントになってくる。

そう、携帯電話が登場しない。
家電を使ったり、公衆電話を探して走り回ったり・・・
最近の小説やドラマではあまり見かけないシーンが話を引っ張っていく。

もちろんネットも登場しない。
ある人物(企業)について調べるのに、番号案内で電話番号を調べ、なんとか住所を割り出し、大体の場所の当たりをつけて歩き回ってやっと居場所がみつかる。
ネットでサクッと検索して、地図で位置までピンポイントで探せる今とは大きく違う。

これからの小説ではこういう面で、ドキドキワクワクイライラする展開の話は書かれないのかな。
最近の小説では、逆に携帯やネットが重要なアイテムとして当たり前のように登場する。
TVドラマや映画でも携帯、ネットはジャンルを問わず登場してくる。
登場人物が待ち合わせでなかなか出会えず、すれ違ってしまうなんていう定番のシーンもすでに過去のものか。

昔はいろいろあった。
待ち合わせで電車遅れて冷や汗かいたり、
何台かの車で出かけて途中でバラけてしまい探し回ったり、
当時の仲間と会うたびに盛り上がる、今では懐かしい笑い話になった。
どっぷり昭和な思い出です。。。

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最近読んだ本

まとめて・・・

あなただけに真実を(リサ・ガードナー)
  スナイパーが主人公のサスペンス。
  男が妻と子供に銃を突きつけて立てこもっていると、
  通報をうけて駆けつけたスナイパー。
  男が妻を撃つ気配をみせたため射殺する。
  しかし、男の両親から殺人罪で訴えられ
  次々とトラブルに巻き込まれる。

  登場人物が皆怪しげで、人物設定の巧みさに
  引き込まれます。

脳男(首藤瓜於)
  連続爆破事件の共犯者として逮捕された男。
  感情を持たず、痛みも感じない。
  その精神鑑定を担当する女医師と
  巨漢のベテラン刑事。
  これらの人物を中心に男の本性を探ろうとするが
  そこにまた新たな事件が・・・

  内容をまったく知らず、
  タイトルに惹かれて買いました。
  気持ち悪い面白さがあり一気に読みました。
  2000年江戸川乱歩賞受賞作。

地獄の使徒<上・下>(グレン・ミード)
  凄惨な手口で犯行を続ける連続殺人犯が、
  やっと逮捕され死刑に。
  犯人を捕まえたFBIの女捜査官も
  その処刑に立ち会い確かにその死を
  見届けたはすが・・・
  また同様の手口でアメリカ、パリと殺人が続く。
  捜査を続けるうちに自分も狙われることに。

  連続殺人、残虐な手口、女捜査官と
  ホラーサスペンスのお約束パターンで
  期待通りワクワク、ドキドキ、ハラハラさせられます。


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知らなかったアジア・・・

最近、読んだ本です。
石井光太著「物乞う仏陀」(文藝春秋)
たまたまタイトルに惹かれ、買って読んでしまった。
で、読まなければ(知らなければ)よかったというのが正直な感想。
でも、知ってしまったので、またいろいろと考えされられてしまう。。。

内容を簡単に、
アジアの国々で出会った障害者や貧困層の人々を取材したノンフィクション。
知らなかったことがたくさんあった。こんなに世の中情報溢れてるのに・・・
アジアのほとんどの国では、物乞いもひとつの職業として存在しているという程度の知識はありましたが。
彼らはどうして、そのような障害を負い物乞う生活を送るようになったのか。
戦争の被害とかだけじゃなかった。(これ以上はちょっと書けない)
観光できれいなところ、よい部分だけを見て回ったのではわからない、つらい現実がありました。

ただ文体が、書かれている内容となんかマッチしていない感じで、著者の若さなのかなと勝手に解釈。内容の重さをわざと重く感じさせないためか、著者の軽さを前面に出しすぎているようなところがついつい本題から離れて気になってしまった。ノンフィクションらしくありのままを淡々と語ってもよかったのではと。(素人がなにを言うかって感じですねm(__)m)

ある程度覚悟しないと読めないので、決してお勧めはしませんが。。。

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